最終更新:2021/12/03


どーも、ゆきね(@yukine_calamel)です。


突然ですが、MTG Arenaに新しいフォーマットが実装されるのをご存知でしょうか?
12/10日付けのアップデートで"Alchemy(アルケミー)"というフォーマットが追加されます。
ですが、唐突にフォーマットが追加されると言われても、イメージが湧かない方も居ると思います。

ということで、今回はMTG Arena内新フォーマット

『MTG Arena:Alchemy(アルケミー)とは?』


について書いていこうと思います。

更新履歴

  • 2021/12/03 初投稿

目次

・Alchemy(アルケミー)とは?

Alchemy(アルケミー、以下カタカナで表記します)は、一言で言うと

スタンダードをデジタルカードゲーム(DCG)向けに調整した

フォーマットです。
公式サイトにも記載されているので、詳細はそちらをご覧ください。

MTGアリーナ:ゲーム更新情報――「アルケミー」

アルケミーの特徴として、以下の点が上げられます。

  • 使用出来るカードは現スタンダード(ゼンディガーの夜明け以降)のカード
  • 一部のカードが調整されている
  • 上記のカードプールに、Arenaオリジナルのカードが追加
一つずつ見ていきましょう。

・使用出来るカードは現スタンダードのカード

アルケミーというフォーマットは、現行のスタンダードがベースとなっています。
なので、今まで使っていたカードは、引き続きアルケミーでも使用することが出来ます。
スタンダードで禁止された《創造の座、オムナス》も、アルケミーで使用出来るようになるのは面白いなと感じました。
※詳細は後述します。

・一部のカードが調整されている

現スタンダードで猛威を奮っているカードは、アルケミーで調整されます。
追加で調整版を入手する必要性はなく、スタンダード版のカードを持っていればアルケミー版も使用できます。
調整の一例としては、《アールンドの天啓》は1マナ増加と、予見しない場合カラストークンを出せなくなり、
《創造の座、オムナス》は1マナ増加に加え、ETB能力が1ドローではなく占術になったり……といった感じです。
明らかに強力だったカードは弱体、日の目を浴びることのないカードは強化……といった具合でバランスを整えるのがDCGみたいだなと思いました。

・カードプールにArenaオリジナルのカードが追加

ここまではスタンダードと同じですが、アルケミーの特徴としてArenaオリジナルのカードが追加されます。
アナウンスされている新規カードは60枚ほどで、新規メカニズムも追加されるみたいですね。
公式サイトでは、新規メカニズムの一つとして『ドラフトする』が紹介されています。
『ドラフトする』とは、特定のカードリストから3枚が表示され、その中の1枚を選び手札に加えるメカニズムです。
『Jumpstart:Historic Horizons』で追加されたメカニズムに近い印象でしょうか。
個人的には盤面への回答が探せる反面、運に左右されるメカニズムだなと感じました。

・まとめ

いかがだったでしょうか?
突然のフォーマット発表に様々な意見を見ましたが、個人的にはDCGに寄せている印象が強いです。
今後はDCGとしての立ち位置を確立するつもりなのかもしれませんね。
紙のフォーマットをやりたかったら『Magic Online』をやってね。ということなのでしょうか。
ともかく、今後の動きに注目して行こうと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。